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Altium Designer の面付け機能 – Embedded Board Array

* 旧サイトからの転載・加筆

Altium Designer は高速回路設計のサポートや 3D表示などの新しい時代にニーズに対応するための機能だけではなく、旧来から日常的に行われている、アートワークの仕上げ作業に必要な機能も充実しています。

その一つに Embedded Board Array という名称の面付け機能があります。この機能は 10年くらい前に Altium Designer に導入されたものであり, 以前の Protel 99 SE には無かったっ機能です。この機能により、同一基板のの複製・集合に加え、異種基板を組み合わせた組み基板を簡単につくることができるようになりました。

embedded

● 同一基板の単純な面付け

基板を製造する際、この面付け機能を用いて、1 枚の大きなワークサイズ上に、多数の小さな基板の複製を並べ、その CAM データを出力することができます。

● 組み基板のための面付け

ひとつのシステムを構成する、種類の異なる複数の基板を一枚の大きな基板に貼り合わせることができます。これにより、一度の手続きで複数の基板の実装ができ、工数を削減できます。また基板間の接続を、基板上への部品実装の段階で行うことができますので、ハーネス接続のコストを削減でぃます。この手法は、大量生産を行う民生機器の分野で多用されます。

このような面付けは CAM エディタで行うこともできますが、その場合にはマウンターデータを CAM エディタから抽出しなくてはならなくなり、多くの余分な工数が発生します。しかし Altium Designer では PCB エディター上でできますので、マウンター出力を単面データと同じように簡単に行う事ができます。またこの Embedded Board Array 機能では、単面のPCBレイアウトファイルへのリンクによって面付けを行うため、単面のPCBレイアウトを変更すると面付けされたレイアウトも自動的に更新されます。

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Altium Designer は、設計プロセス上流の先進機能だけでなく CAM 周りの機能も充実しています。そしてこの Embedded Board Array 機能では、生産を効率化するための CAM データを CAM エディターの力を借りず容易に作成することができます。

海外の CAD は CAM がいまひとつという先入観を捨てて、ぜひ一度この機能をお試しください。

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