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2007年08月30日

外部データベースとの連携

MRP ERP といった基幹システムが構築された環境下では Altium Designer 6 とその基幹システムとの連携が要求されます。そこでこれを、「機能の連携」と「データの連携」の2つに分けて考えてみます。

まず、2つのシステムを連携させる場合には、相互に機能をアクセスすることが必要になります。例えば相手のシステムを制御するためのコマンドを発行したり、また相互の通信に必要な複雑な手続きを自動化するといったことが不可欠です。Altium Designer 6 ではこの「機能の連携」を、洗練されたカスタマイズ機能によって実現することができます。
カスタマイズのお奨め http://altium-info.jp/cadlog/2007/08/post_40.html

またドキュメントやライブラリの管理を一元化するためには、ファイルの受け渡しやデータベーステーブルの参照によるデータの交換が必要になります。このような「データの連携」を可能にするために Altium Designer 6 では使用頻度の高い、標準的なドキュメント・フォーマットでの読み書きを、広範囲にサポートしています。

加えて、Altium Designer 6 には、外部データベースとの高度な連携機能が備えられており、データベースリンク機能とデータベースライブラリの機能により、MRP/ERPの管理下にある外部データベースのテーブルからデータをダイナミックに取得することができます。

おおよそ、このような機能により連携が可能になりますが、この中の外部データベースとの連携機能についてもう少し詳しく紹介します。

例えば、工場を持つ事業所では MRP などの管理システムが稼働しており、この部品データベースには、品名/品番だけでなく、メーカ名、セカンドソースの品名、価格、発注単位、梱包単位、在庫数などの豊富なデータが含まれています。そしてこれらのデータは日々刻々と更新されていきます。

Altium Designer 6 では、これらの部品データを CAD 部品の属性として取り込み、回路の設計およびその結果として出力される、パーツリストなどのドキュメントに反映することができます。そして、Altium Designer 6 は2つの方法でこのデータベースとの連携をサポートしており、その一つがデータベースリンクでもう一つが、データベースライブラリです。

この、データベースリンクは、外部データベースのテーブルにダイナミックにリンクし、リンクフィールドの値が一致したレコードの属性を CAD 部品の属性として取り込む機能です。いわゆるリレーショナルデータベースで言うところの、キーの設定によるテーブルの連結です。そして、もう一つのデータベースライブラリ機能は、CAD 部品ライブラリ自体を外部データベース上に構築します。

両方とも同じ目的で用意された機能ですが、データベースライブラリの場合には、データベースライブラリから直接部品を呼び出して配置することができます。さらにデータベースライブラリの場合には、外部データベースによる包括的な CAD 部品の管理が可能になりますので、CAD 部品管理の主体を設計者からデータベース管理者に移管する場合には好都合なのではないかと思います。

これらのデータベース連携機能については、以下のドキュメントが用意されていますのでご覧ください。

AP0133 データベースライブラリ機能の解説 - 英文
AP0134 データベースリンク機能の解説 - 英文
AP0143 データベースライブラリへの移行機能の解説 - 英文
TU0119 データベースリンク機能のチュートリアル - 和文(Protel 2004)

Links:アルティウム専門店トップページ||アルティウム製品の資料請求と問合せ

2007年08月29日

アルティウムのビデオ

Altium Designer 6 の極めて豊富な機能をわかりやすくご紹介するために、アルティウムのデモセンター http://www.altium.co.jp/Evaluate/DEMOcenter/ には、多くのデモビデオが用意されています。

これには実際のコマンド操作と、編集画面の動きがそのままビデオに再現されていますので、機能の有無だけではなく操作手順もわかります。

Altium Designer 6 の全機能を調査するのには大変な労力を伴いますので、まずこのビデオで全体像を把握し、より詳しく知りたいところだけをトライアルプログラムで試すという方法をお奨めします。

また、アップグレードなどに際して全体像よりも、むしろ特長だけを知りたいという場合には、
Altium Designer 6にアップグレードする10項目のメリット http://www.altium.com/?code=home10reasonsJP をご覧になると良いでしょう。

さらに、アルティウムではユーザサポートにもビデオを利用しており、トレーニングセンターに操作手順を説明した多くのトレーニングビデオが用意されています。http://www.altium.com/Community/TRAININGcenter/TrainingVideos/

デモビデオを先に紹介しましたが、充実度はこちらのトレーニングビデオの方が上回っており、テクニカルサポートを重視するアルティウムの姿勢が伺えます。

それにしてもこのビデオの充実ぶりには驚かされます。また内容も非常にわかりやすく、各ビデオがカテゴリ別に階層的に分類されていますので、目的のタイトルを容易に見つけることができます。

TrainingVideo.jpg
強いてこのトレーニングビデオの難点をあげるとすると、あまりにも豊富すぎて全てを見きれないことくらいです。

もっとも全部を見なければならないというわけではありませんので、何かわからないことが出てきたらその都度ビデオで調べるという方法で、ご利用いただければよいのではないかと思います。

Links:Altium 情報局Altium 問合せ・請求||Altium Designerユーザ情報サイト

2007年08月23日

カスタマイズのお奨め

Altium Designer 6 は極めて多機能な製品ですので、全ての機能を紹介することはできません。このためお客様の運用環境での課題を探りながら、紹介の範囲を絞り込むことが必要になります。

そしてこの場合、どうしても目先の編集機能の紹介に終始しがちになり、無くてもすぐには困らないというような機能については、つい後回しになってしまいます。

しかしながら、 Altium Designer 6 の優位性は目先の機能よりも、その洗練されたアーキテクチャにあり、この優れたアーキテクチャがもたらす無限の可能性についての訴求をおろそかにすることはできません。

そこで今回は先進のDXP プラットホームの特徴と、この環境から得られる大きな成果の一つとして、Altium Designer 6 の洗練されたカスタマイズ機能を紹介したいと思います。

Altium Designer 6 は、DXP プラットホームを核とした Client/Server 構造で構成されており、クライアント として動作する DXP プラットフォームに、アプリケーションロジックを実行する多くのサーバがプラグインされています。そして、DXP プラットフォームとアプリケーションサーバは、それぞれの持つAPIを経由して相互に連携し、要求されたタスクを実行します。

このシステムには以下のような特徴があり、Altium Designer 6 のカスタマイズ機能はこの特徴を如実に反映したものであるといえます。
(1) ツールの統合が容易
(2) ツール開発の分業が容易
(3) 公開されたAPIにより各ツールの機能に深くアクセスすることが容易

そこでまず、次の図をご覧ください。
これは、カスタマイズ機能の要であるスクリプト実行環境の概念を示したものです。

DxpPlatform_api.gif

DXP プラットホームとこれにプラグインされたアプリケーションサーバは、公開された API を備えており、複数の言語に対応するインタプリタとこの API を経由してスクリプトを実行することがでいます。サポートされている言語は、DelphiScript、Enable Basic、VB、JScript と広範囲で、用途および習熟度に合わせて使い分けることができます。

もちろん、コンパイルされたプログラムから API にアクセスすることもできますので、より本格的なカスタムアプリケーションを開発して組み込むことができます。

このスクリプト機能の応用事例が、以下のページで紹介されています。
http://www.altium.co.jp/Community/Newsletters/May07/Increaseyourproductivity/
http://www.altium.com/files/pdfs/Increaseyourproductivity_JP.pdf(同- PDF 版)

この例は、ビットマップ形式さ作成された会社ロゴファイルを、PCBに取り込むという作業を自動化するものです。これにはピクセルからトラックへの変換という複雑な処理が伴いますが、スクリプトを使うことにより、このようなことも容易に実現できます。

どうでしょうか?なかなか気がきいていると思いませんか?

さらにアルティウムでは以下のドキュメント、および事例や雛形の提供により、カスタマイズに対するサポートが行なわれています。

TU0105 Customizing the Altium Designer Resources
メニュー、ツールバー、ショートカットキーのカスタマイズ機能の概要とカスタマイズの手順を具体的に説明

GU0120 A Tour of the Scripting System
スクリプトシステムの全体像と用法の概説

TU0121 Getting Started with Scripting
シンプルなDelphiScript を例題にして、スクリプトの作成および実行の手順の具体的な説明

TU0125 Building Script Projects
DelphiScriptとVBScriptによるスクリプトの実例により、ネットリストの生成やボード外形のコピー、およびクエリーの実行プロセスウが具体的な説明

AR0134 What is the Altium Designer RTL
スクリプトおよびカスタムアプリケーション(サーバ)からアクセスウ可能な、Altium Designer のランタイムライブラリの概要と用途の説明

GU0117 Using the Altium Designer RTL
Altium Designer のランタイムライブラリの用法をサンプルスクリプトを用いて具体的に説明

TR0119 Component Reference
Altium Designer の DelphiScript、VBScript、JavaScriptでサポートされている、コンポーネントとそのメソッド/プロパティの説明

TR0120 DelphiScript Reference
Altium Designer でサポートされている DelphiScript のリファレンスマニュアル

TR0121 Enable Basic Reference
Altium Designer でサポートされている Enable Basic のリファレンスマニュアル

TR0122 JScript Reference
Altium Designer でサポートされている JScript のリファレンスマニュアル

TR0123 Script Examples Gallery Reference
Altium Designer に添付されているスクリプトサンプル(雛形)の内容を説明したリファレンスマニュアル

TR0124 Server Process Reference
Altium Designer のサーバープロセスを包括的に説明した、リファレンスマニュアル

TR0125 VB Script Reference
Altium Designer でサポートされている VB Scriptのリファレンスマニュアル

TR0135 Altium Designer System Reference
Altium Designer の 各 RTL (Run Time Library) の API を包括的に説明

TR0136 Integrated Library API Reference
統合ライブラリ・インタフェイスを提供する RTL のAPI を概説

TR0137 FPGA API Reference
FPGA 開発機能を提供する RTL のAPI を概説

TR0138 PCB API Reference
PCB 設計機能を提供する RTL のAPI を概説

TR0139 Schematic API Reference
回路図作成機能を提供する RTL のAPI を概説

TR0140 Workspace Manager API Reference
ワークスペース(画面まわり/作業領域)インタフェースを提供する RTL のAPI を概説

TR0141 DelphiScript Keyword Reference
DelphiScript のキーワードを解説したリファレンスマニュアル

このようにAltium Designer 6 では、極めて柔軟で多彩なカスタマイズ機能に加え、充実したサポートが提供されています。

これを遊ばせておく手はありません! ぜひとも、この卓越したカスタマイズ環境もご利用ください!

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2007年08月20日

アルティウムのサイトより

製品の機能を詳しくご紹介することを目的にした「Altium Designer 6 – セミナー・シリーズ」の開催が案内されています。今回は、大阪と福岡の2箇所で開催されるようです。

[大阪]
日時: 2007年9月7日(金) 午後12:45~午後5:30
会場: 梅田スカイビル  大阪市北区大淀中1-1

[福岡]
日時: 2007年9月12日(水)午後12:45~午後5:00
会場: 福岡システムLSI総合開発センター 会議室A  福岡市早良区百道浜3-8-33

参加は無料ですが事前の申し込みが必要ですので、参加を希望される方は以下のページで詳細を確認のうえ、アルティウム ジャパンまでお申し込みください。
http://www.altium.co.jp/community/events/jpseminarseries/?
※ アルティウム ジャパンのトップページからリンクを辿ると、英語のページが表示されますのでご注意ください。

また、以前に紹介した「Altium Designer 6にアップグレードする10項目のメリット」というタイトルのビデオデモを紹介しましたが、このビデオの日本語テロップが変更され、よりわかりやすくなっています。

トライアルキットをお試しになる前にぜひ一度ご覧になることをお奨めします。
http://www.altium.com/?code=home10reasonsJP

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ビューワの利用 - pollex

サードパーティ製の回路図ビューワとCAM ビューワを紹介しましたが、それ以上に要望が多いのが ネイティブなPCB データを読み込んで表示する、PCB ビューワです。

各 CAD メーカはこの要望に応えるべく無償でビューワを配布していますが、これだけではカバーし切れないない場合もあります。

例えば、ビューワに対して次のような要望をいただくことがあります。

(1) 複数のPCB-CAD のファイルを同じツール/同じ手法で確認したい。
(2) データの検証に特化した豊富な機能とシンプルな操作性が望ましい。

おそらく多くの設計現場では、メインで使用しているCAD 以外の機種の PCB データを検図しなくてはならない場合があるはずです。また PCB エディタの編集機能を無効化することによって作成されたツールでは、機能と操作性の両面において、ビューワとして最適とはいえない部分も出てくるでしょう。

そこで求められるのが、マルチフォーマット対応の高性能なビューワです。

この用途に向けた製品としては RSI 社(Router Solutions Inc.)のCAMCAD Professionalファミリー http://www.rsi-inc.com/prods_camcaddataprep.aspx がありますが、日本国内ではこの製品の存在が認知されるまえに Mentor graphics 社の傘下に入ってしまったという感があります。

この他には、韓国 polliwog 社の pollex という製品があります。実は先日、お客様から「pollex というソフトは良いものでしょうか?」というお問い合わせをいただいて初めてこの製品の存在を知りました。

そこであわててこの製品の情報を、株式会社 東和テック様のホームページで調べてみたところ、この製品では著名なPCB-CAD のフォーマットへの対応が行なわれており、また検証機能も極めて豊富に揃っていることがわかりました。

実際に試したわけではありませんが、なかなか良さそうなので簡単に紹介させていただくことにします。


各社のネイティブな PCB フォーマットに対応

pollexgaicyu1.gif
pollexformat.jpg

3点間の照合機能

pollexgaiyou.jpg

この種の製品のポイントは、各社のCAD データをいかに正確に読み込めるか?というところにあります。さもなくば、CAD データの検証をしているのかビューワの読み取り能力を検証しているのかわからなくなってしまいます。ちなみに、Altium Designer のデータの読み込みは、一旦P-CAD フォーマットを経由して行なわれるということでした。

なお、この製品については、以下のページで詳しく紹介されていますのでご覧ください。
http://pcb-center.com/page_info.php/pages_id/28
http://blog.goo.ne.jp/pollex

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ビューワの利用 - その2

設計が終わったあとCAM データを製造プロセスに引き渡す前に、そのCAMデータが正しく出力されているかどうかをチェックすることが必要です。

このため、Altium Designer には CAM データの検証と編集が可能な CAMtastic が付属しています。またこの CAMtastic を使用すると、他の PCB-CAD から出力された CAM データも検証/編集ができるうえ、簡単な操作で アルティウム(Protel) の PCBフォーマットに変換することもできます。

このように Altium Designer は充実した CAM 環境を備えていますが、これで万全かというと、そうとも言い切れない面もあります。

なぜかというと、CAM データの持つ方言によって不具合が発生する場合があるからです。例えばフォーマットの文法解釈の微妙な違いにより、CAMtastic で正常に再現されたCAM データが他の装置では正常に再現できなかったり、また逆に、他の装置で生成されたCAM データが CAMtastic では正しく再現できないという場合もありえるからです。

このような不整合は経験上、国産の製品と海外製品との間で起こり易いといえます。もしこのようなことが起こった場合には、もう一つ別の種類CAMツールにデータを読み込み、その結果と比較してみると良いでしょう。要するに当事者だけでなく第三者の助言を得ようというわけです。

つい先日もユーザ様から、ODB++ のフォーマットで出力されたデータが CAMtastic で正しく再現されないという問合せがありました。このときは解決の糸口をつかむため、まず市販の CAM Viewer のトライアル版を(第三者ツールとして)利用しデータを再確認しました。

FabIt1.jpg

使用したツールは、Numerical Innovations http://www.numericalinnovations.com/ というメーカの Fab It! Inspector というビューワです。Import メニューも表示画面のレイアウトも CAMtastic と似通っており、このような用途には良さそうなので紹介しておきます。

FabItManu.JPG

このViewer は製品として販売されている有償のツールです。しかし30日間有効のトライアル版が無償で配布されていますので、手軽に試すことができます。

2007年08月01日

夏季休業日のお知らせ

お盆の期間中、以下のように休業させていただきます。

・ 8月10日(金) - 夏季休業日として休業いたします。
・ 8月11日(土)~8月12日(日) - カレンダーどおりに休業日いたします。
・ 8月13日(月)~8月15日(水) - 夏季休業日として休業いたします。

夏季休業日の前後は、回答に時間がかかる場合がございますので、お問い合わせはできるだけ早めにお願いします。

また休業中も、日に1-2回はメールのチェックをいたしますので、急な用件が発生した場合には info@anvil.co.jp までお問い合わせください。

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