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アルティウムのメンテナンス

Summer 08 以降の新しいメンテナンス・スキームに関して要点をまとめてみました。

CAD ユーザにとっては、どのような方法でソフトウェアのメンテナンス(アップデート)を行なうか? またテクニカルサポートをどうするか?ということが日常的な課題であると言えます。

従来、これに対してアルティウムでは 「電話サポート」「メンテナンス保証」「メンテナンスサポート」の 3 種類のサポートサービスを提供してきましたが、Summer 08 以降は、「年間ソフトウェア保守」だけに一本化され、いままでの「電話サポート」と「メンテナンス保証」はなくなっています。

図: Altium Designer 6 世代の年間サポートサービス
現在では「メンテナンスサポート」に相当する「年間ソフトウェア保守」のみになっているad6_support3.gif

また従来、新規購入およびアップグレード時には、3ヶ月の「メンテナンスサポート」が付属していましたが、現在ではこれが「初年度無償保証」の名称に変更され期間が12ヶ月間に延長されています。

従来の「メンテナンスサポート」、現在の「年間ソフトウェア保守」と「初年度無償保証」は、それぞれの名前こそ異なりますが提供されるサポートに違いはなく、「無償テクニカルサポート」、「無償アップグレード」、「トレーニングセミナー無償受講」の 3 つのサービスが提供されます。

「年間ソフトウェア保守」に加入する際には、費用対効果と契約のタイミングを熟慮しなくてはなりません。またアップグレード価格との比較など多角的な検討が必要になりますが、Summer 08 以降は従来の判断基準を捨てて振り出しに戻って考え直さなくてはならないほど、状況が大きく変化しています。

その変化の一つは、年に 2 回の新バージョンのリリースにより、有料のアップグレードが実施されるようになったことです。これにより、1 回のメンテナンスで新バージョンを 2 回無償で入手できるという勘定になります。しかし一方でこれはソフトウェアの陳腐化の速度が速まることを意味します。

例えば使用している製品が半年も経たないうちに旧製品になってしまい、メンテナンス切れの場合には有償でアップグレードしなくてはならなくなります。そしてその後、半年ごとに一世代ずつ古くなりアップグレード価格がどんどん割高になっていきます。まさにこのことは、メンテナンス切れの期間を長く放置できないことを意味します。

そしてもう一つは、メンテナンス期間の設定に「時差補正」という考え方が新しく導入された事です。まずは以下の図をご覧下さい。s08_mentenance.jpg

従来はメンテナンスをいつ購入しても、購入した時点から 12ヶ月間のメンテナンス期間が設定されましたが、今回からはメンテナンスが切れていた期間を、時差補正として差し引かれます。

例えばメンテナンス切れの期間が 4 ヶ月であれば、メンテナンス期間は購入後 8 ヶ月ということになります。このスキームにより、メンテナンス期間の終了日は、間をおかずメンテナンスを継続した場合と変わらなくなります。また、この時差補正期間に対して月割りでメンテナンス費用を支払うことにより、正規の12ヶ月のメンテナンス期間を得る事もできます。

このスキームの導入によって、「メンテナンスは新バージョンのリリース直前に購入するのがいちばん得」という従来の判断が成り立たなくなります。

これらの変化はアルティウムの方針を反映したものであり、アルティウムが、アップグレードの販売よりもメンテナンス契約を重視していることを示しています。

以前のアルティウム製品では、スポットのアップグレード価格が比較的安価でしたので、ユーザにとってメンテナンス契約の必然性はそれほど高くありませんでした。そのため当時は、拘束力の強い他社のメンテナンススキームを批判的な目で見ていたのですが、今ではアルティウムもこの世界に足を踏み入れ、メンテナンスの販売が収益構造に組み込まれるに至りました。

このように、アルティウムの新しいメンテナンス・スキームにより、ユーザーにとってもメンテナンス契約の重要性が高まりました。

弊社ではこのアルティウムの変化に歩調を合わせ、ユーザの皆様にメンテナンス契約を積極的にお奨めいたしております。また、「年間ソフトウェア保守」の見積りを用意いたしておりますので、加入をご検討の際にはメール info@anvil.co.jp または、資料請求フォーム にてお気軽ご請求下さい。

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