Home > Altium Designerの機能/用法 > シグナルハーネスで繋ぐ - 続編

シグナルハーネスで繋ぐ - 続編

アルティウムのドキュメントに、「シグナルハーネスにネットラベルを付けることができる」と明記されていますので実際に試してみました。

この機能に関して、アルティウムの「複雑化するネットとバスのシグナルハーネスによる管理 」の中で、「Higher Level Names Takes Priority オプションを有効にすることにより、個々のワイヤやバスに付けられているネット名を、ハーネスに付けられたネット名に置き換えることができる」と説明されています。

既存の回路を再利用する場合、ネット名が統一されていないことが多いので、どこかでつじつまを合わせることが必要になります。もしこのつじつまを、信号の出入り口であるシグナルハーネスの部分であわせることができれば大変便利です。

まず、次のような回路を用意しました。この回路はシグナルハーネスを経由して 2 本のコネクタの間を並列に結ぶものです。 双方のコネクタの端子に割り付けられているネット名は合っていません。

110.gif

次に、シグナルハーネスのネットラベルを優先させるために、Higher Level Names Takes Priority(上位階層を名を優先)を有効にチェックを入れました。

net_option_up.gif

そして、この回路図からネットリスト(Telesis フォーマット)を出力しました。 

har_net2a.GIF  

結果を確認したところ、接続には誤りがないものの、残念ながらネット名の置き換えは行なわれていませんでした。

そこで、もう一つ別の回路で試してみました。 

harness210.gif

出力されたネットリストは以下のとおりです。 

har_net2b.GIF

この場合、バスの部分については期待したとおりにネット名の置き換えが行なわれていますが、個々のネットについてはそのままの状態でした。他にもいろいろと試してみましたが残念ながら、期待通りの結果を得ることはできませんでした。

この結果についてはアルティウム ジャパンにも報告し、改良を依頼してあります。この機能については引き続き、今後の新バージョンどのように改善されるか追跡して行きたいと思います。

Comments:0

Comment Form

コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。

Trackbacks:0

TrackBack URL for this entry
http://jono.jp/mt/mt-tb.cgi/239
Listed below are links to weblogs that reference
シグナルハーネスで繋ぐ - 続編 from アルティウムの情報箱

Home > Altium Designerの機能/用法 > シグナルハーネスで繋ぐ - 続編

シグナルハーネスで繋ぐ - 続編
Links
Search
Feeds

Return to page top