Home > アンビルコンサルティング > Altium Designer セレクションガイド

Altium Designer セレクションガイド

Altium Designer の導入に際しては、ラインナップの中からどれかを選ばなくてはなりません。

... とは言ってもツールの機能の違いによる製品のバリエーションは、拡張セットと拡張セットの 2 種類しかありませんので、このうちのどちらかを選ぶしかありません。

しかし一方で Altium Designer には、ライセンスタイプやその他の面で、いくつかの選択肢が用意されています。 そこで、これらを含めて Altium Designer をどのように選択するかについて論じてみたいと思います。

  • まずは、基本セットかそれとも拡張セットか? について

両者の違いは単に PCB 機能の有無だけですので、PCB 設計を行うのであれば「拡張セット」、行わない場合には「基本セット」を選ぶことになります。しかしPCB 設計を行わない場合でも、複数の基本セットライセンスを購入する場合には、そのうちの 1 ライセンスを「拡張セット」にされてはいかがでしょうか?

PCB 設計を外部の専門家に任せるにしても、小規模な修正は自分自身で行ったほうが手っ取り早い場合があります。 Altium Designer はガーバーデータを読み込めますので、Altium や Protel  の PCB データでなくても修正が可能です。

拡張セットの価格は基本セットの 4 倍ですが、それでも 380,000 円で手に入ります。このくらいの価格なら、いざという時のために拡張セットを 1 台用意しておいても良いのではないでしょうか?
注:11月 1日の価格改定 により、拡張セットは 530,000円 に値上げされました。

参考: Altium Designer への入口ページ  Altium Designer のラインナップ

  • スタンドアロンかオンデマンドか?それともプライベートサーバーか?

ライセンス形態は 3 種類ありますが、スタンドアロンとオンデマンドは納品ベースでは同じものであり、どちらを利用するかをインストール後に選択します。よって購入時にはスタンドアロンかプライベートサーバー(フローティング)のいずれかを選べば良い事になります。 ※ プライベートサーバーは、一般にはフローティングと呼ばれているライセンス形態。

通常、複数のユーザが 1 つのライセンスを共通する場合にはフローティングを選びます。 しかしAltium Designer では少し事情が異なります。

Altium Designer  のオンデマンドライセンスタイプではターネット上にアルティウムが用意したライセンスサーバーから、ライセンスの配信を受けます。すなわち、インターネット上に設置されたサーバを利用して、フローティングライセンスと全く同じようにライセンスを共有することができます。

Altium Dersigner ではスタンドアロンを購入しても、このオンデマンドライセンスに切り替える事により、フローティングの場合と同じ様に使用できます。すなわちインターネットの接続されている環境において、スタンドアロン/オンデマンドライセンスは、フローティングライセンスの機能をあわせ持つ万能なライセンス形態であると言えます。よって、複数のユーザでライセンスを共有する場合にもまず、このスタンドアロン/オンデマンドの利用をご検討ください。

参考:  On-Demand ライセンスシステム  ライセンス システム - FAQ   Summer 09 のライセンスタイプ   スタンドアロンとネットワーク

  • 新規購入かアップグレードか?

 Altium Dersigner は旧製品からのアップグレードも可能です。もし Protel や P-CAD など、アルティウムの旧製品をお持ちであれは、アップグレード価格で購入することができます。

しかし、アップグレードの場合にはライセンス規約上、アップグレード元製品を使用する権利が消滅しますので、旧バージョンと新バージョンを併用することができません。もし、旧バージョンを継続的に使用する場合には、アップグレードではなく新規購入していただくことが必要です。

古い Protel や P-CAD (Accel / Tango )からもアップグレードできますので、これらの製品がどこかに眠っていないか探してみてください。もしこれらのライセンスが見つかれば、より安価なアップグレード価格で、Altium Designer をお求めいただけます。拡張セットへのアップグレード価格は 250,000 円、基本セットへのアップグレード価格は 56,000 円に設定されており、大変お買得です。
注: 11月 1日に価格改定 が行われ上記価格はそれぞれ 310,000 円と 116,000 円に値上げされています。。

  • 恒久ライセンスか期限付きライセンスか?

基本セットおよび拡張セット共、通常は使用期限が設定されていない恒久的なライセンスをご購入いただいておりますが、これとは別に使用期限が 1 年に制限された期限付きライセンスが用意されています。

1年以内に終了するプロジェクトでの使用や、ツールのコストを経費として処理したい場合には、この期限付きライセンスをお選びください。ただし、価格は少々割高に設定されていますので、1 年を越えてご使用になる場合には、通常の恒久ライセンスをお選びいただいた方が割安です。

参考: Altium Designer 期限付ライセンス

  • 圧倒的なコストパフォーマンスの Altium Designer 基本セット

PCB 設計はしないという場合でも、ユーザの要望にはそれぞれ大きな違いがあります。例えば、シンプルな回路図エディタだけがほしいという要望や FPGA 開発に利用したいといった要望など多種多様です。しかしアルティウムのラインナップには Altium Designer 基本セットしか用意されていませんので、これ以外の選択肢はありません。

この基本セットには非常に多くの機能が含まれており、回路図を描くだけの場合には機能全体のほんの一部しか使用しません。従い、このような用途ではほとんどの機能を遊ばせてしまうことになり、もったいないと感じてしまうかも知れません。

しかし、基本セットの価格は 95,000 円という極めて安い価格に設定されており、一般的な回路図エディタ単体よりもはるかに安価です。しかも回路図エディタの機能自体も洗練されていますので、回路図エディタ以外の機能を使わない場合でも、コストパフォーマンスの良さが損なわれることはありません。

また、この 95,000 円の Altium Designer 基本セットの機能を広範囲にお使いになる方々にとっては、とんでもなくお買得な製品です。約 2 年前この製品は 100 万円以上の価格で販売されていましたが、全ての機能をご利用になる場合には、これくらいの価値はあると思います。
注:11月 1日より、基本セットは 198,000円 に値上げされました。

以上のように、PCB 機能が不要な場合にもいろいろなケースがあると思いますが、どのような場合にもこの Altium Designer 基本セットが最良の選択であると言えます。

※ 基本セットはCustom Board Front-End Design 、拡張セットはCustom Board Implementation の略称です。 価格は税別で表記されています。

なお、Altium Designer の詳細な説明を希望される場合やトライアルプログラム(試用版)の請求、お見積りが必要な場合には、フォーム または e-mail info@anvil.co.jp にてお申し付けください。

Comments:0

Comment Form

コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。

Trackbacks:0

TrackBack URL for this entry
http://jono.jp/mt/mt-tb.cgi/323
Listed below are links to weblogs that reference
Altium Designer セレクションガイド from アルティウムの情報箱

Home > アンビルコンサルティング > Altium Designer セレクションガイド

Altium Designer セレクションガイド
Links
Search
Feeds

Return to page top