2005年03月26日

Protel で同業者を出し抜く

以前、独立開業したテクスパートでは、プリント基板設計から仕事を始めました。

この時導入したPCB-CADはPADS-PCBで、1台約2,000ドルのものを3台と、別売りのオートルータ(SuperRouter 4,500ドル)を米国より輸入しました。当時国内では、PADS-PCB(SuperRouter無し)が1,450,000円で販売されていましたので、国内価格の1台分の価格で3台+SuperRouerが手に入ったことになります。一方、当時の国産PCB-CADの価格は一千万円が相場でしたので、とても手が出せるものではありませんでした。またこの時すでにProtel からもAutoTraxというDOS版PCBツールが販売されていましたが、PADS-PCBと大きな価格差は無く機能的にはPADSの方が充実していました。

基板設計をはじめたのは、① 仕事のコンセプトが単純で回転が速い、② 海外からCADを輸入すれば少ない投資で始められる、② CADの能力と価格の内外格差を利用して競争力を保つことができる、という3つの理由からです。

立ち上げの困難はありましたが、PADS-PCBが安価に提供されていたことでこの思惑は実を結び、短期間に会社としての体裁を整えることができました。この後あまり間をおかず、PCB-CADの販売に移行しProtel にたどりついたわけですが、この時PADSにチャンスを与えられたことをほんとうに感謝しています。この時PADSにめぐりあわなかったなら、テクスパートがProtel を販売することも無かったと思います。

PADSにより少ない投資で1人に1台の環境を揃えることができ、工夫しだいで大抵の基板は設計できました。おそらく当時PADSで起業に成功した設計者は多かったのではないかと思います。なにしろ当時の設計会社は、一千万円ものCADへの投資で苦しんでいましたので、安価なPADSを一気に揃えて同業者を出し抜くのはそれほど難しいことではなかったように思います。

そして今、この起業ツールの役目を担うのはPADSでなくProtel です。起業する設計者にとっては、とにかく安くて高性能なツールが必要です。Protel は以前ほど安価には提供されていませんが飛躍的に機能が向上しており、価格的にも機能的にも先発の同業者を出し抜くことができるポテンシャルを備えています。

時代は今、Protel で設計できる基板設計業者さんを求めています。そろそろProtel を使ってチャレンジしてみませんか?

Comment on "Protel で同業者を出し抜く"

"Protel で同業者を出し抜く"へのコメントはまだありません。

Post a Comment

コメントする
(HTMLタグは使用できません)
ブラウザに投稿者情報を登録しますか?(Cookieを使用します。次回書き込み時に便利です。)
  •  
  •