2005年03月30日

Protel流、設計分担の切り口

Protel を使用している多くの回路設計者が、Protel でのPCB設計の依頼先を探している状態ですので、すでにProtel でのPCB設計には大きな需要が存在します。そしてこの需要は、CircuitStudio 2004 の普及によりさらに拡大しつつあります。その理由はCircutStudio 2004 に配線とCAM出力以外のPCB設計機能が含まれているからです。

例えば、Protel 99 SE Schematic のユーザの場合には、Protel で基板設計を行う必然性はありません。なぜなら、Protel 99 SE Schematicでは、PCBデータを作成することができず、出来上がったPCBデータを表示させることもできないからです。

しかし一方、CircuitStudio 2004 には、基板外形の作成、PCBフットプリントの作成、部品配置機能、デザインルール設定機能が含まれていますので、これらを使って設計意図を緻密に設定し、Protel 2004 のPCBファイル形式で保存することができます。さらに設計途中や完成したProtel のPCBデータを読込んで表示させることもできるため、CircuitStudio 2004 のユーザにとっても、Protel 2004 での基板設計により大きなメリットが発生します。

このCircuitStudio 2004 は他社の回路図エディタと同等の価格で販売されており、従来のProtel Schematic の置き換えだけでなく、他社製回路図エディタの置き換えとしても普及しつつあります。そこで、再考しなくてはならないのは、回路設計者と基板設計者の分担をどこで切るかということです。従来は、ネットリスト渡しとか回路図渡しといった受け渡しが行われていましたが、これからは分担の切り口を変え、設計初期の段階のPCBデータで受け渡しを行うことが必要になります。

また回路の高速化により回路図だけでは、設計意図の伝達が難しくなってきていますので、今後は回路設計者とPCB設計者との間でPCBデータを受け渡しする必要性がますます増大します。そしてこれを実現するのがこのProtel のツール環境であるといえます。

ツール環境と需要が存在すれば、後は基板設計者がこれを利用するだけです。Protel 2004 とProtel 流の設計分担を武器にしてひと旗揚げてみませんか?

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