2005年05月12日

業界再編、成れの果て

振り返ってみてまず頭に浮かぶのは、活発な買収合戦による業界の再編です。10数年前にリーディング・カンパニーとして輝いていたPC-CADメーカで、今もその原型を留めているところはほとんどありません。例えば、OrCADはCADENCEに買収され、PADSはMentorに買収されています。

またOrCADはCADENCEに買収される直前にオートルータのMasstekと混在回路シミュレータのMicroSimを買収しており、PADSもMentorに買収される前に、ガーバエディタのACTと、伝送線路シミュレータのHyperLynxを買収しています。おそらくこれは企業価値を高めて自分自身を高く売るための手段だったのでしょう。

そしてもっと身近なところではACCEL(Tango)はP-CADを買収し、その後ACCELはProtel(現在のアルティウム)に買収されています。

このような買収劇により、CADベンダーの数は激減しました。ここに登場した9社が最終的にはCADENCE、Mentor、Altiumの3社に集約されたわけですから、メーカの数は3分の1に減ってしまったことになります。そしてここで注意しなくてはならないのは、CADENCEとMentorはPC-CADメーカではないということです。このため、当時のPC-CADメーカで今もなお存続しているのはAltium 1社しかないのが現状です。

さすがにハイエンドのCADENCEとMentorは別世界の商品でしたが、私たちはここにあげた全てのPC-CADメーカの製品の販売にかかわってきました。そこで、その当時の記憶を思い起こしながら少しずつその顛末を披露していきたいと思います。

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