2005年05月27日

検索エンジンの性格

利用者の多い、GoogleとYAHOO およびMSNの3つの検索エンジンの違いをご紹介します。ただし内容は、単にアルティウム関連のキーワードでの検索結果から類推したものですので、決してうのみにはしないでください。

検索エンジンによる検索結果の順位はつぎの3つの要因で決まります。

(1) ページ内要因
キーワードの数/密度/属性/位置など。
(2) ページ外要因
外部から受けるリンクの質と数
(3) メーカ独自のコンセプトによる重み付け
Googleのページランク、YAHOO(Inktomi)のオーソリティ・アンド・ハブ

検索エンジンは世界中から収集したページのデータを解析し、上記3つを独自のさじ加減で重み付けして検索結果の順位を決めます。このさじ加減がGoogleとYAHOOでは異なるため検索結果が違ってくるわけです。

(1) Googleは、ページ外要因(外部からのリンク解析)とページランクによる重み付けを重視

Googleはいくらキーワードを適切にページ内に埋め込んでも、それだけでは検索結果の上位に表示されることはありません。有力なサイトからのリンクと高いページランクが必要です。またこのページランクも外部からのリンクに依存しますので、おそらく検索結果順位の決定要素の6-7割が、外部からの被リンクに依存しているのではないかと思います。

たとえは protelのキーワードで検索して1-2ページ目を見てください。Protelで描かれた回路図のPDFファイルがリストされるはずです。実はこのコンテンツには、protelというキーワードは含まれていません。しかしこのPDFページのページランクが高いことに加え、外部からprotel のアンカーテキストでリンクされているために、キーワードが無くてもこのように比較的高いポジションに表示されるのです。

このしくみでは、理不尽な検索結果を表示する場合が多々ありますが、便利な場合もあります。コンテンツを一切いじらずにリンク関係の変更で検索結果をコントロールできるからです。例えば、キャンペーン期間中だけ特定のページを前に表示させたいというときには便利です。実際に今年の3月には、キャンペーン期間中だけProtel 99 SE キャンペーンページを 1ページ目に表示させ、終了後には後ろに下げるという表示順位のコントロールを、このリンク調整によって行いました。ちなみに、このように検索エンジンをフルに活用した手法を、検索エンジンマーケティング(SEM - Search Engine Marketing)と呼んでいるようです。

(2) YAHOOは、ページ内要因(キーワード解析)とオーソリティ・アンド・ハブにより主従関係を重視

YAHOOは、ページ内の含まれているキーワードを重視しますので、被リンクの少ないページでもキーワードが多ければ上位に表示されます。例えばプロテルのキーワードで検索してみてください。Protel(プロテル)の始まり http://jono.jp/story/protel_1.html というページが最上位に表示されます。このページは2番目に表示される Protel 専門店 - アンビルコンティングとくらべると、被リンクは格段に劣っていますが、ページ内にキーワード(プロテル)が数多く含まれているので最上位に表示されるのです。

また、オーソリティ・アンド・ハブというコンセプトによって、サイト間の主従関係を捉えて重み付けを行います。例えばメーカ(アルティウム)と代理店(アンビル)というような相互の関係を、コンテンツとリンク構造から見つけ出します。そしてメーカのページを代理店のページより上位に表示するといったような調整が行われるようです。しかしGoogleのページランクのような支配力の強いものではないようです。

(3) YAHOO と MSNの違い
両者ともYAHOOが買収した、Inktomiのエンジンを使用していますので、検索結果はそっくりです。しかし、YAHOOの場合には、YAHOOのディレクトリに登録されているサイト内のページの順位を押し上げますので、両者の結果は微妙に異なったものになります。個人的には、営業的な意図に影響されていないMSNの検索結果のほうが、YAHOOよりもフェアなものに思えます。

長くなりましたのでこのあたりにしておきます。意味不明な用語は、お気に入りの検索エンジンを使ってお調べください。

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