2005年07月01日

Altium Designer SP4 続報 1

アルティウム ジャパンからも、Altium Designer SP4 がアナウンスされました。

以下のアドレスから日本語のプレスリリースをダウンロードすることができます。
http://www.altium.co.jp/media/pdfs/mr_240505.pdf

弊社ではすでにSP4にアップデートを終え、新機能のチェックを開始しようとしているところです。調査結果はおいおい報告いたしますが、まず初対面の印象を少しお伝えしておきます。

リリースノートを見る限りでは回路図エディタの改良点は、回路図データのトランスレータに関するものがほとんどです。OrCADP-CADCircuitMakerDXF の Import/Export に対して多岐にわたる改良が行われています。中でも OrCAD トランスレータの改良にはかなり力が入っています。

例えば、OrCAD Capture の回路図を読み込むとき、以前は Wire に付けられているネット名が、ネット名のテキスト座標の微妙なずれによりフローティングしてしまう事がありました。この問題は OrCAD がネット名が Wire の属性に含まれているのに対して、Protel では Wire に接して配置されたテキスト(ネット名)によってWire にネット名を付加しているという、データ構造の違いによって起こります。これは致命的な結果を引き起しかねない大問題でしたが、今回のSP4ではこの問題が改良されています。さらに、OrCAD Capture 回路図(dsn)のエクスポートにも改良が施されています。

余談になりますが、何故かアルティウムのドキュメントでは、OrCAD Capture 回路図(dsn)ファイルのエクスポート機能に関しては、ほとんどその存在が示されていません。この機能は、Protel DXP から存在していましたが、知らない人も多いのではないでしょうか?

PCB 機能については、新機能に伴う新しいコマンドやダイアログボックスを少し覗いていてみました。まだ見始めたばかりですがこの段階でひとつ新発見をしました。

compbody.gif
新しいManage Component Bodies for Board コマンド

bodyedit.gif
このダイアログボックスは、サイズが1080x846 ピクセルもある

それは、部品外形のDRCに伴う設定のために設けられた、Manage Component Bodies for Board のダイアログボックスが巨大なことです。1080x846 ピクセルもあり、1024x768 の環境でこのダイアログボックスを開いたところ、タイトルバーやCloseボタンが画面からはみ出して閉じることができなくなりました。

このトラブルにより、 SP4 では Altium Designer の要求仕様である 1280x1024以上の環境が必須であることを痛感しました。解像度の低いノートブックPCで使用する場合には特に注意が必要です。

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