2005年07月06日

PCB 設計の小技 3 点

Protel でやりにくいこと、出来ないことを簡単に実現する小技を 3 点ご紹介します。

(1) 複雑な基板外形の作成
一般に電子系CADでは、図形を作成する機能が機械系 CAD のようには充実していません。Protel の場合もこの例に違わず図形の作成機能は十分とはいえないため、複雑な基板外形の作成に手間取る場合があります。このため複雑な形状の基板を設計する場合には機械系 CAD で基板外形を作成し、Protel PCB ツールの DXF 入力機能を用いて読み込むとよいでしょう。通常、筐体などの設計に用いられている機械系 CAD には大抵 DXF 出力機能はあるはずです。また、フリーで出回っているものの中にも十分な作図機能とDXF出力機能を備えているものがあります。

(2) PCB 上にロゴを挿入
Protel PCB ツールでは、TIFF などの印刷物用のグラフィックスファイルを読み込むことができません。このため、ロゴを挿入する場合にはグラフィックスを、Protel で読み込み可能な DXFまたは Gerber に変換する必要があります。もし、グラフィックス・ツール にこの変換機能が無い場合には外部のツールが要になります。この用途に使用できるツールのひとつに、フリーで提供されている BMP2LINE というソフトがあります。これを使うと、Windows BMP ファイルを DXF に変換して、Protel PCB ツールに読み込むことができます。このソフトの供給元は、Google で検索するとすぐに見つかります。

(3) 日本語のシルク文字を挿入
シルク面に基板名などを日本語で入れたい場合がありますが、Protel PCB ツールには日本語を入力する機能がありませんので、外部のツールが必要になります。この用途に使用できるツールは有償/無償にかかわらず出回っていませんので弊社で、新型 FontMan というツールを用意しています。これは、TrueType 文字を Gerber に変換するツールです。Protel PCB ツールの Gerber 入力機能を用いて、新型 FontMan でGerber に変換された日本語をPCB 上に挿入できます。

silk_special.jpg

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