2005年12月27日

完 Protel ブランドの行く方

Altium Designer 6 の出荷が開始され、Protel の名称を持つ商品が名実ともになくなりました。そこでこの Protel ブランドの過去の経過を振り返り、この話題を締めくくることにします。

・ Protel 98 以前
Protel International の社名で、全ての商品が Protel ブランドで販売された、この時期は日本側主導でマーケティングが行われたため「プロテルデザインシステム」などのように、カタカナのプロテル表記が多用された。Protel 98 のリリースと時期をあわせ「プロテル ジャパン株式会社」が設立され、ここにもカタカナのプロテル表記が用いられた。

・ Protel 99 以降
Protel 98 の後継である、Protel 99 およびその後の Protel 99 SE ラインナップの全ての製品にProtel ブランドが使用された。しかしマーケティングがシドニー本社主導で行われるようになり、カタカナのプロテルの使用は発音の表記と日本法人名の「プロテル ジャパン株式会社」にのみに限定された。また、この時期の後半には企業買収により手に入れた多くの新しい製品を販売するようになったが、これらの主要な製品には Protel ブランドは使用されなかった。またこの時期の終盤には、社名が Altium に変更され、日本法人名も「アルティウム ジャパン株式会社」に変更され、カタカナのプロテルは、発音表記以外には存在しなくなった。

・ Protel DXP 以降
Protel 99 SE の後継である Protel DXP には引き続き Protel ブランドが使用されたが、この製品から派生した製品や他の技術と組み合わせた製品には、Protel ブランドは使用されなくなった。

・ Protel 2004 → Altium Designer 以降
Protel 2004 が Protel DXP の後継として登場した後、Protel 以外のブランド名が数多く出現した、これらのブランドを統合する形で、Altium Designer という新ブランドが出現した。これ以降、それまで製品名として使用されていたブランドは、Altium Designer のサブブランド(ライセンスオプション)に位置づけられ、Protelもサブブランドに降格された。

・ Altium Designer 6 以降
Altium Designer 6 のリリースを期に、従来のブランド名を引継いだサブブランドは新しい名称に置き換えられた。この事により、Protel ブランドは完全に消滅した。

以上のように振り返ってみると、一貫した流れの中で Protel ブランドが消滅に至ったことが分ります。しかし Protel に変わる新しい Altium Designer ブランドは出現してから半年にも満たず、この新しいブランドはまだ浸透が始まったばかりの段階であるといえます。

アンビルコンサルティングでは今後「Protel から Altium Designer への橋渡し」を看板に上げ、Protel(プロテル)をお探しのみなさんが 無事にAltium Designer にたどり着けるようにお手伝いすると共に、この新しいAltium Designer ブランドの浸透に注力いたします。

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